メットール!
はい!今回も引き続き「ロックマンX」サウンドの生みの親
「SETSUO」こと山本節生さんにお話を伺いました!
そろそろ終盤!今回は衝撃の事実も!ではどうぞ!

これまでのインタビューはこちらから
【STAGE-1】
【STAGE-2】
【STAGE-3】
【STAGE-4】
ウ「前回は当時の曲作りについてお聞きしましたが、SETSUOさんがもし今のゲーム機のスペックや環境でロックマンXの曲を作ったとしたら、どうなっていたでしょうか?」
SETSUO「うーん、音源的なスペックに関してはX4くらいから先の時代はあまり変わっていないんですよね,いわゆるDiscものになって。
内部的にやれることは実はどんどん増えているんですが、
でもまあ聴く側のスタイルからするとX4以降それこそ変わっていないんですよね。
X4でああいうスペースサウンドみたいのをやったじゃないですか。
だからもしかしたらそういう方向に行ってたかもしれんなぁ…。
本当はバンド・サウンドにしたかったと思うんですよ、
でも生であればあるほど今度は絵に対して合うかどうかの違和感が出ていたと思うので、
あの絵に対しては、生のロックじゃなかったかなと思う部分があります。
だからこそ生音が与えられていたとしたら、
ハードロックでなかった可能性がありますよね。
シンセ系が強かったりしたかもしれないです。
でも自分自身がやるって意味でいうと得意な方はロックだったので、
無理矢理寄せていた可能性は充分ありますけどね。(一同笑い)」
T瀬「SETSUOさんの音楽活動はその志から始まっているわけですもんね。」
ここで今回の「ロックマンXサウンドBOX」に初収録されたゲームボーイ2作のうち、
今回の企画でインタビューを敢行した
元ROCK-MEN 高野さんの「ロックマンX2 ソウルイレイザー」についてお聞きしました。
ウ「そういえば、このあと高野さんにもお話を伺う予定なんですが、
当時高野さんに何かアドバイスなどはされたんでしょうか?」
SETSUO「・・・作ってるの知らなかったですね。ゲームボーイでやるんや!?
ええんちゃう??みたいな(笑)」
ウ「ええー?」
この質問終了~。しかしこのあと高野さんにお聞きした時、
新たな事実が発覚します!それはまた高野さんインタビューの時に!
さらにここで衝撃の事実が!!
「ロックマンX」の裏ワザである“波動拳”そのボイスの真実が明かされます!
SETSUO「そうだ、ちょっとこの場でお話ししたいんですが、
巷では、“波動拳”のボイスは有名声優さんがやっているって噂になってるんですが、ない!ない!って話ですよ(笑)」
ウ「違うんですか!?」
SETSUO「だってね、あんな隠し要素で、どこで鳴んねん!みたいな音にそんな有名な人にお金いくら払うねん!
って感じで。ありえないでしょ(笑)
それならちゃんと声優さんの名前出してプロモーションに使いますもんね。
あれは普通に当時の制作スタッフの女性ですよ。
“波動拳”の話としてはベテランの皆さんが画策やってて
『ちょっとコレ(実装)できへんかな??』みたいな感じで、
『ぇえ~!もうメモリこんだけしか余り無いっすよ!?
でも面白そうやからやりましょ!!』

▲面白ければやる!と言うのは大事だと思います。
…みたいな流れでメイン企画マンが知らない内に現場先行で制作したんですよ。
今の現場じゃありえない(笑)ゲーム性変わりますしね。
入手は大変ですけどめちゃくちゃ強いですからね。
それで夜中の12時過ぎにキャラの人ソフトマンとか来て
サウンドブースの中で「波動拳!」って録って、
その音声をキューって縮めて、「ハドウケン!」って。(一同笑い)
まだ(容量)オーバーしてる!みたいな。
『あかんなぁ、別の部分のデータ削る??』
『いやいや、そっちはアカン!!』みたいな状態で。
…だから何で声優さんがやった事になってる理由が謎なんですよね。
T瀬「当時はネット環境もなかったし、裏ワザなんかも口頭や噂で広まってましたからね。
都市伝説的なそういうところなのでしょうか。」
SETSUO「容量に納める為に加工されているので、
誰の声か聴いてもわからないですしね。
あの当時、「波動拳!」って録った音をギュって「ハドウケン!」って縮めて、1オクターブもう1オクターブと上に上げて行くと容量がどんどん半減されていくんですよ。
オクターブ上げて個々のデータにしておいてゲームで鳴らすときに
低い音階で再生する、そうすると容量が縮められる。
ほとんどの楽器とか音源はそうやってましたね。」
ウ「では今でいうチップチューンというかファミコンのサウンドを
鳴らすのとはまた少し違うということですか?」
SETSUO「違ったニュアンスで作られてますよね、オクターブ上げのオクターブ下げっていう。我々の中では普通にやってましたね。」
ウ「本当にデーター容量との戦いなんですね!!パズルというかなんというか。」
T瀬「高い音で収録すると容量が半減していくと言うのは凄いですね!
どういう理屈なんですか??」
SETSUO「僕も理屈は分かりません!!

そうなるよ!って言われて、『あ、ほんまや!!』みたいな。
(一同笑い)」
ウ「なるほど20年目にして今明かされる真実!!目からウロコですよ!!」
SETSUO「とにかく、“波動拳”の件はこれが本当のところですね。
どうも、声優さんご本人のホームーページでロックマンXやったよ、
…という事が載ってたというのが噂の発祥っぽいんですが、
アニメとかCMとかなんか別のロックマンXと混ざって噂になったとかかな?
声優さん使えれば使ってますよ!
でも、そんな方のボイスをオクターブ上げ出来ないですしね(笑)」
た、確かに…さあいよいよインタビューもクライマックスです!
ウ「そろそろ締めに入らせていただきますが、
20年経った今も愛され続けてるロックマンXについて一言」
SETSUO「入社間もない時に担当したXが20年も続いて未だにファンに愛されて、
こんなCDボックスが出るという中で日本、世界中、で愛されるロックマンXなんですが、海外でトリビュートアルバムが出たりと。
いろいろなコンポーザーの方にも好きだと言ってもらえるのはありがたいですよね。
サウンドチームの青木くんにしても
そういうことを言うてくれるけど、
しっくりこないんですが(笑)

変な言い方ですが、僕らがロックスターに憧れて音楽に入ったように、
ゲームの音楽が好きだったりで、
音楽をやりたいと思ってくれる人たちが
出てくる時代になったんだなぁとは思いますね。
ファン活動なんかで今でも僕の曲を弾いてる外人さんとか見てもいつまでもしっくり来ないですが(笑)」
ウ「やっぱり原点ですから。世界中でギターを持った人が
SETSUOさんの曲を弾いているって本当に凄いですよね。」
SETSUO「本人がこっそり見てるとは思わないでしょうけどね(笑)」
ウ「では最後に、SETSUOさんにとって「ロックマン&ロックマンX」とは何でしょうか?」
SETSUO「カッコイイ言い方をすると僕がゲームを作ろうって本気で思い始めたきっかけですね。
それまではあくまでも音楽を作りたくてこの会社に入ったのですが、
ロックマンX作ってみて、ゲーム作る面白さみたいなものも分かって、
そこの反応もあって、「ああ、いい仕事出来たな」って気持ちもあってこれからもゲーム作ろうってところになって。
多分音楽作りたいだけなら
5年位しかいなかったんじゃないかな。

今は曲は書いてないけどこの会社にいるのはそういうことかなって。
ま・まとまった・・・わはははは!
そんな思いはライナーにもまとめてあるので、商品買ってね!」
長々とありがとうございました!!!!
いかがでしたでしょうか?全5回と言う大長編になりましたが、
このインタビューはロックマンの歴史を語る上でも
貴重なピースになったのではないかと思います。
最後まで読んでいただいた皆さまありがとうございます!
本インタビューの感想やSETSUOさんへのメッセージなどは、ロックマンユニティのブログ左側にある
「メッセージウインドウ」からお寄せください。
(メールアドレスなどは書かずにハンドルネームを書いていただければと思います。
メッセージは責任を持ってSETSUOさんにお届けします!)
と言う事で!
全12枚組
20年経った今も色あせない
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■お知らせ!
インタビューは今回で最後になりましたが
『ロックマンX』生誕20周年・コンポーザー
山本 節生氏のインタビュー実施を記念し、
直筆のサイン色紙を抽選で1名様にプレゼントします!
▲かなり貴重!
応募方法は下記の通りです。
・ロックマンユニティ公式Twitterアカウント「@ROCKMAN_UNITY」よりツイートされている、
応募用ツイートを2014年2月17日までに公式RTしてくださった方が抽選の対象となります。
ツイートURL→ https://twitter.com/ROCKMAN_UNITY/status/413158855049101312
・当選者にはTwitterのDM機能にてご連絡をしますので、
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あの波動拳ボイスはスタッフさんだったんですね!
私もネットなどで、ある声優さんがやってるよ~と聞いたりしてすごく気になっていました・・・!