メットール!
はい!今回も引き続き「ロックマンX」サウンドの生みの親
「SETSUO」こと山本節生さんにお話を伺いました!
今回はSETSUOさんの音楽ルーツや曲の創り方についてです!
▲興味深いお話ばかり!たまりません。
これまでのインタビューはこちらから
【STAGE-1】
【STAGE-2】
【STAGE-3】
ウ「最初の方でロック小僧だったと言うお話がありましたが」
SETSUO「BOOWYやZIGGY、RED WARRIORSも大好きでした(笑)
今でも「バラとワイン」カラオケで歌いますからね~十八番です!(一同笑い)
まあ皆に言わせると僕の十八番と言うとチェッカーズらしいんですが。
まあそんな感じでバンドをやり始めるとどんどん面白くなってやっぱり洋楽にいって、
当時で言うとVAN HALEN、BONJOVIやMOTLEY CRUEというところ、
そこから更にハードロックが面白くなってくると、原点回帰というか古い処にいってDEEP PURPLEであるとかLED ZEPPELINであるとかの方向に流れていって。
特に僕はDEEP PURPLEが好きやったかな。 多分ですがDEEP PURPLEが好きっていうとロックマンX聴いた人は「ははぁ!なるほど!」って言うと思うのですが(一同笑い)
そういう流れとは別にすごく好きなのはPRINCEなんですよ。
どっかのライナーでも書いたことがあるのですが、これは友達が聴かしてくれてPRINCEが弾くロックギターがカッコ良くて・・・
PRINCEって中性的なとかそういうイメージが強いですけど、
実はギターがメッチャクチャ上手くて、そのギターに痺れて。
ギターをやりつつ斬新なアイデアというかメロディーが気持ちよかったというか凄く影響を受けて。こんなんええなぁって。
…で、PRINCEが当時有名だったのは、全部の楽器を全部一人でやるんですよ。

ギター、ベース、ドラムもボーカルも全部やってそれを全部録音してっていうスタイル。
それ見て、パソコンと出会って、一人で全部アレンジするっていうところに目覚めたというか。」
T瀬「まさにゲーム音楽もそうですよね。楽器もジャンルもたくさんの知識が必要そうです。」
SETSUO「ほら、バンド活動やってる時って、『ここのベースもうちょっとこういう風に弾いて欲しいんだけどな~』って言えないじゃじゃないですか」
T瀬「自分が弾くわけじゃないと、遠慮が入りますよね。」
ウ「なるほど!そこからゲーム音楽に繋がってくるわけですね。
じゃあ中学高校の時はずっとギターをやっていたんですか?」
SETSUO「入りは鍵盤やってたんでキーボードから始まって、
すぐにギター触ってみたいなってギターもやって、
ドラムもベースも触るくらいならできるくらいで。
ただまあギターが弾けるっていうても、うちの会社では恥ずかしいレベルですけどね(笑)
うちの連中凄いのがいっぱいいるじゃないですか!

▲色んな意味でスゴイ
それでいうと高校生の文化祭レベルですよ僕は!
ちなみに今はほぼ弾けないですけど。
もう指の腹ぷにぷにですからww無理ですね。
入社してから5年目くらいまでは結構触っていて、
曲作る上でギター置いて触りながらやってましたね。
どっかのタイミングから触らなくなりましたけど。」
ウ「じゃあ曲作りはギターで?」
SETSUO「ギターと鍵盤ですね、やっぱり。
あ、でもそういう意味で言うと僕は鼻歌を凄く重視してまして。」
一同「鼻歌!!!」
T瀬「じゃあお風呂が作曲スタジオみたいな?」
SETSUO「そうそう(笑) 僕、昔から先輩に『お前いつも席におらへんな!』って言われるんですよ(一同笑い)
うろうろしていたいというかじっと出来ない。」
T瀬「信号待ちとか、歩きながらですか?」
SETSUO「当時はまだiPhoneとか無かったから、録音出来るウォークマンとマイクとヘッドホン入れといて、思いついたらカチってマイク入れて自転車乗りながら「ぅあ~♪」って。
夜中の二時くらいに歌いながら(一同笑い)」
ウ「危ない危ない!」
SETSUO「人が近づいてくると、恥ずかしくてしゅ~んって
ちっちゃなってね(笑)
後日聴くとソコだけちょっと分らなくなっちゃって…なんやったけなぁ?みたいな

そんな感じで鼻歌を重視してまして。
でも、いろんな人にメロディーいいですよねって
言ってもらえるのはそういう部分かなって?
僕自身はあまり凝ったメロディーって好きじゃないんですよ。
素直にこっちの展開いけよ!…みたいな曲ってあるじゃないですか(笑)
ああいうのはあんまり好きじゃなくて。
王道でこういったほうが気持ちええやん!みたいな処がありますね。
その録音したものを会社に持っていって、ガッーーって弾いて
「ぅぁ…。」って全然ダメなものもいっぱいあるんですけど(笑)」
ウ「エックスの原点は鼻歌に有り!ですね。」
SETSUO「あ、でもXの時はそんなにやってなかったですね。
とにかく時間がなかったもんで。それ以降が多かったかな?」
ウ「なるほど~席からいなくなっちゃうんですもんね~!」
SETSUO「まあ昔はめちゃくちゃな会社(時代)やったんでそんな自由な感じでしたね。」
さらに曲の創り方について聞いてみました。
SETSUO「あとは技術的と言うか僕の曲の作り方なんですけど、8音しか鳴らない(スーパーファミコンの)制限がある中で、SEなどが鳴る事も考えて(SEが鳴ると消えてしまう)実質6音として作っていくとコード感を出すのは難しい。

今なら和音の「ド+ミ+ソ」を同時に鳴らせるけど、
当時はそれをバラして「ドミソドミソ ドミソ」と単音を早く使って和音を表現したり。
さらに、言ってみればダブルメロディーといいますか、楽器ごとにメロディーを別で展開しておいて、合わせて聞くとコード感が出るという手法をとったりもしてました。」
このころつねに付きまとう容量との戦い、
どのゲームでも攻撃をすると効果音で曲が消えちゃったりしましたからねー。
SETSUO「もっと言うとヒドイのではベースですらメロディーを弾いている。
普通はメインになる楽器があればベースは控えめにしないとバランス良くないんですけど、
6音の中で表現すると考えた時に音楽で言う所の「掛け合い」みたいなのがいっぱい出てそれが重なり合ったらカッコええなみたいな、そう言う曲が多いです。

オープニングステージも最後2つか3つのメロディーが重なって
ドーンと盛り上がるというね、これはハードの制限込みで考えてます。
今のスペックでやったら邪魔と言うか、うるさい感じになりますね」
ウ「今まで色んな方にお話を伺っているのですが、この頃の作曲経験を持つ方は
皆さんハードの制限や容量との戦いをお話されますね。」
SETSUO「ですよね。特にそれまで先輩達が作ってきた「ロックマン」シリーズの曲が凄かったんで、そのデータとかを見せてもらったりして『うわーこれはスゴイな』職人芸やな~と!」
きっとウッチーがデータを見てもチンプンカンプンかも知れないが見てみたい!
SETSUO「音楽を作る才能とは別にもう一個(才能や職人技)がいるなと思って」
T瀬「ファミコンの方はさらにハードの制限が厳しいんですよね?」
SETSUO「ファミコンは音楽として使えるのは3つしかないんですよね、もう一つはノイズですから」
ウ「それであの曲が出来てるワケですからね」
SETSUO「そうなんです!スゴイですよね。まあ聴いている側の
「こうなんだろうな」脳内補完もあると思うんですけど」
T瀬「削ぎ落とされているからこそ聴く側にも余地みたいなものがありますよね」
SETSUO「そうそうそう」

これはファミコン時代には重要な要素、ドット絵もそうですが
「このドットはこのキャラクター絵なんだ」とか脳内で補正しながら当時は遊んでいました。
この時代のワレワレの様な人間は自然とそう言うスキルが身についていましたね。
音楽もしかり、これはギターだろうなーとか思いながら脳内変換して
聴いていたのだと思います。
SETSUO「作る側もアイデア勝負で、先輩のデータをみながら、
何をどこに持ってくるかとか、パズルのような感じですね。」
ウ「おお!ドット絵をいかに効率よく限られた容量の中に詰め込むか?
と言う所でどなたか忘れましたが同じ話をしていましたよ!」
SETSUO「今ではそんなパズル的な考え方はしなくても作れる時代になりましたが、
逆に今のコンポーザーは曲の演出部分とかもとても深く考えていますね。」
はい!今回はここまで!
■お知らせ!
『ロックマンX』生誕20周年・コンポーザー
山本 節生氏のインタビュー実施を記念し、
直筆のサイン色紙を抽選で1名様にプレゼントします!

▲ワタクシも欲しい!
応募方法は下記の通りです。
・ロックマンユニティ公式Twitterアカウント「@ROCKMAN_UNITY」よりツイートされている、
応募用ツイートを2014年2月17日までに公式RTしてくださった方が抽選の対象となります。
ツイートURL→ https://twitter.com/ROCKMAN_UNITY/status/413158855049101312
・当選者にはTwitterのDM機能にてご連絡をしますので、
「@ROCKMAN_UNITY」のフォローをお願いします。
と言う事で!
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-オシラセ-
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エックスの原点は鼻歌に有り・・・しっかり覚えます!!
SETSUOさんのインタビュー、読んでていつもこんな事あったんだ!とか、まだ知らなかったエックスサウンドの話・・・色んな話が聞けて、とても興味が湧いて来ます!
次も待ってます!!