メットール!
はい!と言う事で前回から引き続き
25th Anniversary ロックマン Rock Arrange Ver.
25th Anniversary ロックマン Techno Arrange Ver.
のサウンドディレクターを担当されたベイシスケイプの
工藤さんと千葉さんにお話を伺った第3回になります
文中の
「K」は工藤さん
「C」は千葉さん
「U」はワタクシウッチーを
「T瀬」はカプコンCD担当のT瀬氏を表しております!
実際にCDを聴きながら読んで頂けるとより良い記事になっておりますので
聴きながらがいいんじゃぁないでしょうか?
と言う事で今回は選曲についてお聞きしました!
U「前回はロックマン1~6からのアレンジでしたが
今回もやはりロックマン1~10のみで構成した意味(他のシリーズからは入れようと思わなかったか?)
20周年の時に制作された前作は意識しましたでしょうか?」
K「前回は両方とも1人のアレンジャーさんによるアルバムだったのに対して、今回は色んな方に参加していただいてバリエーションに富んだアルバムにしましょう、と言うコンセプトがまずあり、
またロックマンの他のシリーズからは入れず1~10を使ってというのも最初に決まっていました。
制作前に他のシリーズもひととおり聴いてみたんですが(本家)ロックマンは共通してどのタイトルを取ってもシリーズ通してのロックマンらしさが濃くあるなという印象で、そういう意味では(本家)ロックマンシリーズに絞って制作した方がピントが合った良いものが
出来るかなと感じました。」
C「今までのアレンジを聞いてみて「1~4」が多くて「5~10」のアレンジがあまりなかったので、それを今回は入れて行って新しいコンテンツを提供しようと言うのがありつつも、かといって「1~4」も外せないという感じですね」
U「1~10まであると結構な曲数ですからチョイスも大変なんじゃないですかね?
なんて言ったって『ロックカン サウンドE缶』の中から選ぶワケですから!」
※ステルスマーケティング!
K「(選曲は)あの曲やりたい、この曲やりたいって選んで行ったら30曲くらいになっちゃって…どうやってここから選んでいこうっていうのが大変で、他のシリーズも入れたらもっと大変な事になってたでしょうね」
※選曲についてですが、ウッチーはそれぞれの作曲家さんが選んだりしたのかな?と思っていたところ
工藤さん、千葉さん、それぞれのアルバムのディレクターが選曲をして、それぞれの曲をどの方にお願いをしたらフィットするかと言うのを決めていったのだそうです。
K「この作業は楽しかったですね!イトケンさん(伊藤 賢治氏 作曲家 ロック盤に参加)にこの曲をやらせたい!とか、けっこう夢のある作業ですね!」

▲ディレクターとしてどの曲をどなたに?と言うのは大きなポイント
U「うぉおおおああ、ソレは楽しいですね~!(ちょっとした神気分だ)
ROCK-MEN(ユニティメンバーならみなさんご存じのカプコンコンポーザーによるアレンジユニット)では基本的に1曲通して同じ曲をアレンジすると言うスタンスですが、今回のアルバムはえーと、複数の曲を1曲にしたり・・・」
K「メドレーですね」
※ちなみにウッチーはメドレーと言う単語が出てきませんでした
U「・・・(そうだめどれーだ)バリエーションに富んでいる理由としては?」
K「メドレーが多い理由としては、先ほどお話した通りやりたい曲がいっぱいあったので、その中から少しでも多くの曲を聴いてもらいたいというのがありましたし、あとロックマンだと昔のゲーム音楽は1曲のループが短いので、それだけで作ると例えば5分の曲で1分だけ元の曲であとはオリジナルと言うよりも色んな素材を使った方が聴いてくれた方は喜んでくれるのではないかなと考えています。」
U「聴き手にやさしい作りと言う感じですな!
ちなみにROCK-MENの「原曲デストロイヤー」こと北川さんはステージセレクトの短いループを4分くらいにすると言う荒業を使いこなします(笑)
本人は何分でも伸ばせると言っておりました」
K「それはそれで高い技術とセンスが必要ですから」
C「どの曲がみなさんが好きなのかリサーチする所から初めて、「2」のワイリーステージ1とかは、みんな大好きなので、やっぱり、外せないなあ~と思って。ロック、テクノに両方入ってますけど(ロック版の)イトケンさんだったらこう来るから、こっちはこういけば、みたいな感じで想像しながら、じゃあ違う感じで攻めればイケるかな?みたいな感じで両方入れることにしたり、テクノの方は「1」から「10」まで最低1曲は入れようというのを決めたり(と言いつつ「4」入ってたっけとかチェックする千葉さん、入ってます!)」

▲1~10までの選曲バランスにはかなり悩んだ様子でした
※より多くのシリーズからと言うのは工藤さんも千葉さんも同じ方向だったという会話から
なぜかROCK-MENのデビューアルバム「We are ROCK-MEN!」にはダークマンステージの曲が1枚のアルバムに3曲入っていたりとかの話で盛り上がったり盛り上がらなかったり。
C「5以降のあまりアレンジされていない曲に関しては、アレンジも王道な感じで、とお願いしたり
1~3の今までたくさん色んなバージョンのアレンジが出ている曲は王道ではなく、ちょっとヒネってアレンジをしてほしいと言うのを伝えつつ、そういうのが得意そうな方にお願いしたりとか」
※これは是非聴く時に意識してみると面白いんじゃないかと思います!
K「2枚同時に買ってくださる方も多いと思うので、それぞれの違いを楽しめるようにするにはどうしたらよいかと言うのは意識しました、隣で(千葉さんが)作業しているので、そのあたりもすり合わせながらやって行きましたね。」
C「きっとロック盤の方はズンズク系になるから、少なくともテクノの方はデジロックにはならないようにギターは入っても良いですがロックに寄らないようにと皆さんにはお伝えしていました。ズンズク系は『赤い方におまかせ!』みたいな感じで」
K「常に情報共有をしながらやっていたので、曲とアレンジャーさんを見て
『ああ、こうくるな(ニヤリ)』みたいなのは面白かったですね」
K「あとはロック盤とテクノ盤でお互いの立場が逆(ディレクターとアレンジャー)になるので、その辺の難しさはありましたね」
はい!今回はここまで!
いかがだったでしょうか?
なかなか興味深いお話が飛び出した第3回
まだまだ続きますよ~!
「25th Anniversary ロックマン Rock Arrange Ver. 」
「25th Anniversary ロックマン Techno Arrange Ver.」は
絶賛発売中です!
次回は2枚のアルバムの相互関係や「曲の終わり方」について、
そしてなぜか青木さんの伝説エピソードが出たりです!
お楽しみに!
-オシラセ-
ロックマンユニティーのtwitterはこちらから
@ROCKMAN_UNITY

曲選びって楽しいですよね!
誰にどの曲を? っていうのもディレクターの醍醐味なんでしょうな!